普段は障害しかしない俺だけど、覚悟を決めて、やってみた。
馬場レッスンだ。
パートナーに指名したのは、「大沼の重戦車(ヘビータンク)」と呼ばれる馬。
「大沼の小拳銃(デリンジャー)」と双璧をなす、2大ジジイ。
障害だと結構高いのも飛べる俺なので、馬場でもそれなりにイケルだろうと踏んだのだが、
・・・老獪なタンクの高等な調教の前には通用しなかった。
持つともぐる
ひっぱると詰まる
脚つけると曲がる
推すと浮く
はっきりいって、みっともない。
こっそり早朝に乗って正解だった。
これからも誰にも見られないように乗ろう。
俺が早朝レッスンしているのを
誰にも言わないでくれ。