最近大沼に入った大物と言えば?
カバチャンこと、グランドキャニオン号。
どこの国の王子様?と聞かれますが
立派な内国産アングロ・アラブです。
馬の中でも比較的小柄で穏やかだとされるア・ア種。
突然変異かな?・・・こんな馬もいるんですね。
噂ではでかすぎて競馬のゲートからはみ出てしまい、
出走すらできなかった~という逸話も。
さて、このカバチャン。先ほどのブログで、
「右ショットだけ」とお願いしたのは・・・・
かっこいい右↑
でも、なんか出てる??
問題の左↑
やっぱ出てる・・・。
そう、カバチャンは、ハミをつけると
舌を出してしまう癖を持っているのです・・・。
馬場では、舌を出すとハミへの抵抗として減点されてしまうので、
馬場馬としては少し不利なカバチャン。
しかーし、カバの名誉のために申し上げておくと、
カバチャンの伸長速歩は本物で完璧ですし、
フライングチェンジだってこなします。
横運動は大沼の誰よりも綺麗なクロスをしますし、
ハミに乗った時の乗り心地は、
「馬場をしてて、よかったー!」
と思えるくらい、
いい感触が伝わってきます。
カバチャンの良き理解者であるH氏は、
このカバチャンで馬場馬術のセンス・感覚を
最近メッキメキに伸ばしています。
姿勢・座り・ハミ受け。
これらは連鎖していて、一つが伸びると三つ同時に引き上げられます。
これら三つが伸びると、また連動して
進ちょく性・柔軟性・・・といった、
馬場馬術の必須要素も自然に理解できて俄然面白くなってきます!
いろいろと規格外のカバチャンですが、
大柄な外見とは裏腹、優しくて性格も大変素直です。
大沼のグランドキャニオン!
大沼のチョモランマ!!
カバチャンをご贔屓に。